大日方邦子 フォトギャラリー

写真をクリックすると大きな画像が開きます。(写真と文=堀切 功)

2009/03/23ウィスラー(カナダ)

ウィスラーとブラッコムという二つの山を結ぶ壮大なスケールのゴンドラ「Peak 2 Peak」。かねてより乗ってみたいと思っていたのだが、滞在最終日にようやくチャンスが巡ってきた。窓から見下ろす渓谷の深さに驚愕。

2009/03/22ウィスラー(カナダ)

ワールドカップ終了後、来年のパラリンピックに備えて現地をより詳しく知っておくため、選手有志とともにウィスラー滞在を続けた。コースのチェックにも時間を割いたが、ときにはレースを忘れて、ひたすら気持ちよく滑りたくなる。晴れた日のウィスラーを自由自在に滑りまわるのは、本当に最高だった。

2009/03/21ウィスラー(カナダ)

雪が降り続いた後のお楽しみは、やはりパウダー。ひたすらレースを追いかけていると、なかなかこういう機会はないので、今回は本当にラッキーだった。雪まみれになっても、派手に転んでも、自然に笑顔がこぼれてしまうのがパウダーの魔力だ。

2009/03/11ウィスラー(カナダ)ダウンヒル・表彰

表彰台の中央は、選手にとって特別な場所だ。2位や3位は、いわゆるタナボタで届くこともあるが、優勝するには特別な何かをレースで発揮しなければならない。この日のダウンヒルも、まさにそんなレースだった。来年のパラリンピックでも、ふたたびこの場所に戻ってきたい。

2009/03/11ウィスラー(カナダ)ダウンヒル

来年のパラリンピック会場となるウィスラーで開催されたワールドカップ最終戦。これまでになく難度の高いコースに、日本チームの誰もが驚かされた。与えられた攻略のチャンスは、2度の公式トレーニングのみ。その中で戦略を組み立て、自分の滑りを作り上げていかなければならない。結果的に、レース本番でそれがピタリとはまった。ワールドカップでの勝利は、実に2年ぶりのこと。それだけに感激も大きかった。

2009/02/24カンウォンランド(韓国)スーパー大回転・表彰

前日のスーパーコンビに続いて、スーパー大回転でも銅メダルを獲得できた。日本チームの男子選手も好調で、この日は合計3人が表彰台に上がるという好結果につながった。

2009/02/24カンウォンランド(韓国)スーパー大回転・インスペクション

レース本番前、コース状況と旗門のセッティングを入念にチェック。この段階で、理想 の滑走ラインを思い描くことができるかどうかが、結果を大きく左右する。

2009/02/23カンウォンランド(韓国)スーパーコンビ・表彰

スーパーコンビの表彰式。優勝したステファニー・ビクター(アメリカ)も、一緒に表彰台に上がれたことを心から祝福してくれた。

2009/02/23カンウォンランド(韓国)スーパーコンビ

韓国での世界選手権、3種目目のスーパーコンビで3位に入り、ついに表彰台に上がることができた。前半のスーパー大回転では2位につけていただけに、後半の回転で順位を落とす結果になったのは残念だが、久しぶりに表彰台に戻ってこれたことに意味がある。

2009/02/20カンウォンランド(韓国)回転

1月のスペイン遠征からレース復帰を果たしたものの、自分の滑りをなかなか取り戻せずにいた。帰国後、試験的に装着して滑っていた右義足を外し、チェアスキーのシートも2年前まで使っていたものに戻すなど、徹底的な見直しを敢行。そして、韓国で行なわれる世界選手権に臨んだ。初戦の回転では、表彰台こそ逃したが、復調への手がかりをつかめたような気がした。

2008/12/03パノラマ(カナダ)

11月下旬からは、スキー板のチューンナップでもお世話になっている「ベラーク」のキャンプに参加。滞在先のパノラマスキー場は、各国ナショナルチームがこぞって集まるほど、トレーニングのための条件が整っている。そんな中で自分の滑りを確かめることができたことは、レース復帰に向けて大きな前進となった。

2008/10/25カウナタール(オーストリア)

4月に右肩を手術し、長かったリハビリを経て、久々の雪上へ。肩への不安はあったものの、スキーができることが何よりも嬉しかった。日本では見ることのできない、氷河スキー場の雄大な景色もすばらしく、復帰できたという実感を、さらに大きなものにしてくれたように思う。

2008/02/26白馬八方尾根(長野) 回転・インスペクション

大会最終日も、白馬の天候は優れなかった。この日の種目は、回転。今シーズン、もっとも不調の種目だが、ここまでに唯一実施された大回転で転倒しているだけに、どうにかしてゴールしようという気持ちは強かった。
しかし、スタート直後にアウトリガーが積雪に埋まり、右腕が後方に引っ張られた勢いで肩を脱臼。自力で戻して、そのまま滑り続けたものの、途中で転倒すると、起き上がることができない状態になってしまった。その後、悪天候でレース自体の中止が決定。
まったくの骨折り損となったわけだが、これも体を徹底的に見直す好機と考え、万全の状態に仕上げて来季を迎えたい。


2008/02/22白馬八方尾根(長野) 滑降・公式トレーニング

2007/2008シーズンのワールドカップ最終戦は、日本の白馬八方尾根が舞台となった。
滑降、スーパー大回転、大回転、回転の4種目をすべて行なうハードなスケジュール。
滑降の前には公式トレーニングを3本滑ることができるので、そこで調子を上げて滑降の本番に臨み、その勢いで残りの種目を乗り切る計画だった。
実際、トレーニングでは徐々に良い感触をつかみつつあったのだが、悪天候によるレース中止が相次いだことで、それを生かせなかったのは実に残念だ。


2008/02/16カンウォンランド(韓国) 大回転

韓国では、スーパーコンビ前半のスーパー大回転と大回転1戦でかろうじて成績を残せたのみで、残りのレースでは途中棄権が続いた。
肩のケガによる調整の遅れもあり、狂いの生じた滑りを修正できないままレースに臨まざるを得ない状況になったことが、やはり大きかったのだろう。
ただ、それでも大回転では、タイム的にも感覚的にも、まずまず納得のいく滑りができることもあったように思う。


2008/02/15カンウォンランド(韓国) スーパー大回転・表彰)

2008年2月15日 カンウォンランド(韓国) スーパー大回転・表彰)

韓国でのワールドカップは、予定されていたスーパー大回転から突然に変更されたスーパーコンビで幕を開けた。
前半のスーパー大回転では2位につけたものの、後半の回転で失敗。その結果、2本の合計タイムで競うスーパーコンビは途中棄権という成績に終わってしまったが、前半のスーパー大回転が単独種目としても成立したため、この種目の2位入賞者として表彰台に上がることになった。メダルを受け取る心中は、ちょっと複雑だ。


2008/01/30白馬八方尾根(長野)

白馬八方尾根(長野)

10月の合宿で負傷した肩の痛みは、すでにほとんど消えたものの、なかなか本来の滑りが取り戻せずにいる。
それでも、1月のワールドカップ出場をあきらめて国内で調整するうちに、徐々に肩をかばう動きは少なくなってきた。そんな状況で臨んだジャパンパラリンピックでは、スーパーコンビ(スーパー大回転+回転)、大回転ともに2位。
結果はともかく、実戦での滑りからある程度の手応えを得られたことが収穫だ。


2007/09/15代々木公園(東京)

2007年9月15日 代々木公園(東京)

雪上に立てないオフシーズンの強い味方が、このハンドサイクル。ご覧のとおり、足の代わりに手でこぐ自転車だ。変速機も付いているため、車いすよりも速く、長い距離を快適に走ることができる。
風を切る爽快感はスキーにも通じるものがあり、滑れないストレスの解消にも最適だ。街中では非常に珍しい存在なので、やたらと注目を集めるのは、果たして良いことなのか良くないことなのか。


2007/08/26ポーターズ(ニュージーランド)

2007年8月26日 ポーターズ(ニュージーランド)

レースとトレーニングを繰り返していると、自由にスキーを楽しむ時間はなかなかとれない。そういう意味でも、2007年夏にニュージーランドで過ごした2週間は画期的だった。

真夏の日本を離れ、真冬の南半球でひたすらスキーに打ち込むうちに、滑ることの楽しさをあらためて確認できた。


2007/01/26キンバリー(カナダ)

2007年1月26日 キンバリー(カナダ)

シーズンを通して戦う障害者アルペンスキー・ワールドカップは、そのスケジュールも競技レベルも、年を追うごとに厳しさを増してきている。その中で上位を維持することには、一発勝負のパラリンピックとはまた違った難しさがある。
2006/2007シーズンは、序盤から苦戦が続いていただけに、このキンバリーの大回転での勝利はおおいに価値あるものとなった。


2006/03/17セストリエール(イタリア)

2006年3月17日 セストリエール(イタリア)

トリノ・パラリンピックの大回転。滑降、スーパー大回転と2種目連続で2位にとどまった後、ついに念願の金メダルを勝ち取った。2位との差は、2本合計でわずか0.08秒。
きわどい勝利だったが、ここに至るまでのたくさんの重いが込められた金メダルは、無我夢中のうちに獲った長野のときよりも、ずっしりと重く感じられるものだった。


2004/02/01ヴィルシュナウ(オーストリア)

2004年2月1日 ヴィルシュナウ(オーストリア)

障害者アルペンスキー世界選手権のスーパー大回転。1998年に開催された長野パラリンピック以来となるビッグイベントでの金メダルを、この種目で獲得した。しかも、2位以下に実測で7秒以上もの差をつけての圧勝。
さらに、続く大回転でも金メダルを獲り、2年後に控えたトリノ・パラリンピックに向けて、大きな弾みとなった。