オビナタ日記

2008/06/15ドングリ

週末、退院以来はじめて軽井沢の実家に帰りました。梅雨の中休みにうまく当たったのか、ずっとお天気に恵まれました。東京ではあまり、空を見る機会が少ないので、軽井沢に帰って、力強い太陽と青い空、木々の緑をみながらさわやかな風に当たっていると、心も体も元気を取り戻してくれる感じがしました。やっぱり私は都会の喧騒よりも自然の中にいるほうが好きみたいです。


久しぶりに庭に出てみて、生き物の生命力を感じることができました。「どんぐり」ってナラやシイの木の実なんですよね。昨年の台風で、大量に落ちたドングリから今、ニョキニョキと芽が出ています。庭のあちこちにいっぱい芽が出ているんですが、一日で見た目に分かるくらい大きく育つんですね。丈がまだ5cmくらいのものを引っこ抜いてみると、すごいしっかりとした根が生えていて、でもその下にまだドングリの形状が残っていたりするんです。たくましいなあ~って感動しちゃいました。


ドングリって皆さんも幼い頃、拾って集めて遊びませんでしたか?私はあのかわいい形と色が大好きで、よく拾っていました。で、硬い殻を割って中身を調べたり、ちょっとかじってみたり・・・。すごく、まずくて、「リスはまずいものが好きなんだ」と思った記憶があります(笑)
かわいい形をしているけれど、生きることへの執着みたいなすごい生命力を持っているんだ、って気づけました。私もドングリみたいに、たくましく生きよう!・・・ってパワーをもらいました。


実は6月14日は父の命日でした。4年前の2月、体調不良で入院した父の症状を説明したい、と担当医師から言われた時、何かただならぬ状態だという予感がして、急遽、新潟でのジャパンパラリンピックをキャンセルして病院に駆けつけ、医師の話を聞いた時のショックを今も鮮明に覚えています。末期のすい臓癌で、坂道を転がるように体調が悪化し、結局4ヵ月後の6月に亡くなりました。
晩年、登山を趣味としていた父は長野が大好きで、しばしば一人で長野には足を向けていたようです。
浅間山を見ながら、昨日は久しぶりに兄弟がそろい、父を懐かしく思い出すことができました。


というわけで充電完了。明日からはまた、トレーニングとリハビリの日々がリスタートします。

コメント (2件)

ご無沙汰しております。
世間は次第に北京で盛り上がりつつあり、
トリノを懐かしく思い、久しぶりにHPを覗いて見ました。

いろいろと状況は変化しているのですね。
職場を変わり、ますますプロフェッショナルのアスリートになっていると感じます。
私はトリノの後、日本を離れアジアの内陸国で淡々と働いています。

手術をしたり、なかなか大変そうですが、
バンクーバーでもメダルを奪取してくれることを期待しております。
まだ時間はあります。
黙々と日々突き進んでいけば、道は開けます。

雪の降らない異国の地で影ながら応援しております。

 順調に回復されていらっしゃって、何よりですね。どうぞ、ご無理のないように頑張ってくださいね。お父様もご兄弟に想われて、とてもご安心なさったことでしょう。命日が訪れる度に、悲しみが新たになったり、過ぎた時間を気づかされたり。。。皆様のお気持ちが癒されますよう祈っております。

 邦子さんは、どうぞご自愛くださいませ。

 心より、応援しています。

感想・コメントをお寄せ下さい

 
 

画面が切り替わるまで時間がかかる場合がありますが、
  投稿ボタンはゆっくり一度だけ押してください。